バチカン市国の観光ならどこ?美術館などのおすすめスポットは!

バチカン市国はテベレ川を挟んだローマ北西に位置しローマ教皇庁が統治する世界最小国家です。

人口約800人の小さなこの国には主に教皇を始めとする、聖職者らが住居を置いています。そしてまたカトリック総本山のバチカン市国は国全体が世界遺産として登録されています。

中でも国を代表するスポットは壮大なサン・ピエトロ大聖堂とバチカン美術館です。どちらも世界中の観光客で常にあふれており、それらが誇る文化遺産には圧倒されるものばかりです。もちろん国自体が博物館として存在していると言っても過言ではないでしょう。

さっそくバチカン市国の魅力をより深く知るために、バチカン美術館とサン・ピエトロ大聖堂にスポットを当て楽しく見学しましょう。

1.巨大なバチカン美術館を探検しよう!

バチカン美術館は24ものミュージアムがドッキングした巨大な美術館です。バチカン宮殿のほとんどを占めているバチカン美術館は、主に教皇のコレクションからシスティーナ礼拝堂まで莫大な展示物を所蔵しています。

バチカン美術館に1日をかけてみる余裕のある人は理想的ですが、時間があまりない場合は主な見どころに絞れば効率よく見学することができます。

まずは、メインのスポットにさらに興味深いセクションを加えて充実した見学コースを組んでみましょう。

1.ピナコテカ(絵画館)

ダ・ヴィンチ作「聖ヒエロニムス」やラッファエッロ作「キリストの変容」などの傑作品が数々展示されている興味深い美術館。バチカン美術館の中で絵画の傑作のコレクションがここで鑑賞することができます。

その他、多くの宗教画やアラッツィ(Arazzi)と呼ばれる巨大なタペストリーも見応えがあります。

2.ピオ・クレメンティーノ美術館

美術館に所蔵された数ある古代ギリシャ、ローマ時代の彫刻品の中でも、ここではとりわけ重要な作品が展示されています。ギリシャ神話のラオコーンとその二人の息子が海蛇に巻きつかれたシーンの「ラオコーン」(写真)は必見です。

3.キアラモンティ美術館およびブラッチョ・ヌォーヴォ(新館)

古代ギリシャ、ローマ時代の彫刻が並べられたセクションです。アウグストゥス帝やティベリウス帝などローマ皇帝を始めとする、おびただしい大理石像などから当時の人々の生活が伺えることができ、女性の凝ったヘアスタイルなども印象的です。

4.ラッファエッロの間

上階にある燭台、タペストリー、そして地図のギャラリーを抜けた奥にラッファエッロの間にたどり着きます。

長いこの廊下の突き当たりの左手にひっそりとラッファエッロの間の表示がされているので、大勢の観光客で埋め尽くされている流れに乗って見逃さないようにしましょう。

ラッファエッロの間は彼とその弟子らで1508〜1524年の間に制作された教皇ユリウス2世の4つの部屋にそれぞれ4つの壁画が描かれたセクションです。

なかでも代表作である著名の間に描かれた「アテネの学堂」はダ・ヴィンチやミケランジェロなど、ルネッサンスの巨匠らを始めとする著名人がギリシャ学者として登場しており、ラッファエッロ本人も右端に自画像として描かれています。

それぞれの人物をよく見るために双眼鏡を持参するとさらに楽しめるでしょう。

そして最後に描かれた「コンスタンティヌス帝の間」はラッファエッロの突然の死後、彼が残したデッサンをもとに弟子らによって完成されました。

5.システィーナ礼拝堂

ミケランジェロ大作の天井画「アダムの創造」(Creazione di Adamo)は教皇ユリウス2世に命じられて1511年に制作されたものです。中央に描かれた神がアダムを救うシーンは中でもおなじみです。

礼拝堂祭壇後部に描かれた「最後の審判」(Giudizio Universale)もミケランジェロによって1536〜1541年に制作されました。世界の終わりにキリストが再臨し、死者が天国へ送られるか地獄へ落とされるかの審判を下したシーンが約400人の人物で表されています。

また1477〜1480年に制作された礼拝堂両側を飾る壁画はペルジーノやボッティチェリ、ギルランダイオらによって旧・新約聖書をテーマにして描かれたものです。しっかりとこちらの大作も見逃さないようにしましょう。

6.現代宗教美術コレクション

クラシックなバチカン美術館は現代美術にも引けをとらないコレクションを誇っています。

教皇パウルス6世によって宗教と現代美術の関連性を伝えるためにオープンしたこのセクションには、シャガール、ゴーギャン、ゴッホ、マティスなどの巨匠による宗教関連の作品約600点を鑑賞できます。

2.サン・ピエトロ大聖堂

世界最大級の教会サン・ピエトロ大聖堂は324年にコンスタンティヌス帝により聖ペテロを葬る墓として建造が始まり、のちにラッファエッロやミケランジェロらの巨匠によって増築を行った後1626年に献堂式が行われました。

内部は豪華散漫な装飾や貴重な美術品で彩られ、その迫力は訪問者を魅了し続けています。さっそく堂内の見どころを細かくチェックしましょう。

また大聖堂の護衛をしている個性的なコスチュームに身を包んだスイス衛兵とのショットもお忘れなく!

1.ミケランジェロの「ピエタ」

ミケランジェロが23歳のときに制作した傑作です。かつて被害を受けたことからプロテクトされたガラスの前には、彼の絶賛された彫刻品を今や見ようと観光客が押し寄せています。

キリストの亡骸をマリアが悲痛に抱いているシーンは誰もを感動に誘います。

2.聖ペテロ像

大聖堂中央右手に置かれた聖ペテロはキリストの最初の使徒でした。また初代教皇であり彼が葬られたこの聖堂の主人公です。絶えることのない信者のキスで彼の足はすり減ってしまっていますが、その分幸せを多くの人にもたらしたことでしょう。

3.大天蓋(バルダッキーノ)

クーポラの真下に置かれたブロンズ製の大天蓋はベルニーニの作品。ねじれの入った厳かなデザインとカラーがまさに教皇の祭壇を守っているようでもあります。

4.クーポラ

大聖堂中央にスポットライトのように光が溢れるクーポラはミケランジェロが設計したものです。大きなクーポラへはエレベーターか階段でアクセスすることができ、展望台からは美しいローマ市街一帯を見渡すことができます。

5.聖具室と宝物館

宗教関連の道具などを展示した大聖堂左脇にある小さな博物館です。聖具や法衣、冠など普段なじみのない貴重な展示物が身近に見れることのできるチャンスです。一見の価値あり!

大聖堂入場の際に避けたい服装

  • ノースリーブ
  • ショーツ
  • 超ミニスカート
  • 男性用膝丈のズボン
まとめ

バチカン市国の魅力を堪能いただけましたでしょうか。これさえ押さえればあなたもバチカン市国を思う存分楽しんだと言えるでしょう。

このような素晴らしい文化遺産を身近に触れ関心を持ったら、それにまつわる歴史もさらに楽しく学ぶことができます。この素晴らしいカトリック小国をこれからも注目せずにいられません!

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