女性の結婚適齢期って何歳?時代で変化する結婚の適齢期とは?

女性の結婚適齢期って何歳?時代で変化する結婚の適齢期とは?

女性の結婚適齢期とは一体何歳なのでしょう。現代は非婚・晩婚化が進んでると言われていますが、江戸時代や明治・大正時代、私たちの親世代が若かった頃は何歳ぐらいが女性の結婚適齢期だったのでしょうか?

様々な時代の女性の結婚適齢期を知ることで、結婚について、女性の生き方について新たな視点を持てるかもしれません。

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江戸時代の女性の結婚適齢期は?

初婚年齢は20歳前後

江戸時代は住む場所や身分によって初婚年齢はかなり変わってきます。武家などの政略婚の場合や、東北の生活環境の厳しい地域では10代半ばで結婚という早婚傾向が強く、気候も温暖で豊かな土壌がある西日本に行くほど20歳前後で結婚という晩婚傾向にありました。

江戸時代の女性にとって結婚は“生きる手段”

江戸時代は女性は自分で稼ぐ手段がなく、結婚が女性の“生きる手段”であり、結婚することが当たり前でした。そして農業が大半だった当時はお嫁さんは大事な労働力として重宝されていました。

また、女性の離婚、再婚には現代よりも大らかで、結婚生活がうまくいかない場合は離婚して別の人と再婚する女性も多かったようです。
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明治・大正時代の女性の結婚適齢期は?

初婚年齢は21歳

大正9年に行なわれた第1回国勢調査から算出された当時の平均初婚年齢は、男性が25.0歳、女性が21.2歳だったそうで、現代の私たちから見ても驚くほどの低年齢ではありません。

江戸時代より2,3歳初婚年齢が上がりましたが、やはり年頃になると女性は結婚するのが当然という風潮でした。

明治時代に「良妻賢母」像が広まった

江戸時代には地域や身分により曖昧だった妻の役割が、明治時代に作られた民法富国強兵政策の一環の女性教育により、女性は年頃になると結婚し家に入り、夫の両親と夫に仕え、子を立派に育てるのが役目という「良妻賢母」像が日本中に広まりました。

1970~80年代の結婚適齢期は?

結婚適齢期はクリスマスケーキと同じ?

アラサー女性の両親が若かった1970~80年代頃は初婚年齢が24~25歳でした。24歳までに結婚するのがベストで25歳を過ぎたら売れ残りと言われ、女性の結婚適齢期がクリスマスケーキに例えられていました。

1970~80年代は見合い結婚より恋愛結婚が主流に

戦後はまだまだ見合い結婚が主流でしたが、1970~80年代頃は約7割の人が恋愛を経て結婚にいたるというスタイルになりました。

まだまだ結婚適齢期を過ぎた独身女性への風当たりは強く、結婚して主婦になり、子育てしながらサラリーマンの夫を支えるのが、女性の幸せとされていました。

現代女性の結婚適齢期は?

現代の女性の平均初婚年齢は29歳

日本人の平均初婚年齢は、2012年で、夫が30.8歳(対前年比0.1歳上昇)、妻が29.2歳(同0.2歳上昇)と上昇傾向を続けており、結婚年齢が高くなる晩婚化が進行している。1980年には、夫が27.8歳、妻が25.2歳であったので、ほぼ30年間で、夫は3.0歳、妻は4.0歳、平均初婚年齢が上昇していることになる。

女性には出産という身体的リミットもあるので、晩婚化が進んでいるといえども「30歳までには結婚」というのが現代の結婚適齢期の目安なのかもしれません。

自由を謳歌したい女性が増えている現代

そして、平成26年版 少子化社会対策白書では、現代女性が非婚・晩婚化している理由も挙げられていました。

  1. 独身の自由さや気楽さを失いたくないから
  2. 経済的に余裕がないから
  3. 結婚の必要性を感じていないから

頑張り次第では男性と同じくらい稼げるようになった現代女性は、自由な独身生活を満喫しており、あえて束縛の多い結婚生活にメリットを見いだせない感じが伺えます。

その反面、結婚したいけど経済的不安のためできないという理由が二番目にきており、日本経済の先行きが不透明で貧富の格差が広がったことや、雇用も不安定になった世情も表れているようです。
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まとめ

時代によって大きく変わった女性の結婚適齢期と結婚観。昔の女性にとっての結婚は、就職先のような感じで、ある程度割り切ったものだったのかもしれません。

男女共に未だかつてない非婚・晩婚化した現代、どんな社会になってゆくのでしょうか?